いすゞフォワード(4t車)のエンジン不調修理です。アイドリングで車体全体が揺れるほど 回転数も安定していませんでした。早速、外部診断機を繋ぎインジェクターの補正値を確認し、アクティブテストで1気筒ずつインジェクターの作動を止めると、回転数が落ち込まない気筒が何箇所かありました。
こうなると、インジェクターの交換作業になります。
エンジンの上側にあるEGRパイプやホース類を取り外し、ヘッドカバーを開けると
インジェクター(黄色矢印)が見えます。6気筒なので6本取り外します。
右が不良のインジェクター、左が新しいインジェクター(リビルト品)です。
6気筒なので6本交換いたします。
インジェクターには個別のID(アルファベットと数字の組み合わせ)があります。
6気筒分メモに取っておきます。インジェクターを交換し終えたら、ヘッドカバーやEGRパイプ等取り外した物を元通りに組み上げます。
最後に外部診断機でエンジンコンピューターにインジェクターIDを登録して作業完了になります。交換後は回転数も安定し揺れもなくなりました。